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社会不適応症候群

心の病では無いと主張する医師も多い。自分に自信が無い。即ち「自立」していない青年に多い、と言われている。

但し、精神神経疾患としてマニュアル化されている症状もあり、医師の助けが必要な場合も多い。

青い鳥症候群 一頃騒がれた症状。自分の適職はこれでは無いと夢見て転職を繰り返す。現在のように贅沢を言えない状況では余り聞かれなくなっている。 アダルトチルドレンが主な原因と言われている。自立できていない青年に多い。自立を促すように家族や友人のサポートが一番良い。
出社拒否症候群 職場のストレス等に依って、会社に行けなくなる症状。実際に出社時刻になると眩暈、吐き気、緊張感、下痢等が出る。最近は新人だけでは無く「リストラ」や「IT不適応」でベテランにも多い。 繊細な性格に多い。 「うつ」と同じで「励す」のは反って良く無いとされている。良いコミュニケーションを保つ。趣味を持つ等が良い。

登校拒否症

(学校恐怖症)

精神的に追い詰められている学童が学校に行く時に突然腹痛や頭痛等の症状に見舞われる。国際的には「学校恐怖症」の病名で精神神経疾患としてマニュアル化されている。世界共通の現象のようである 子供がこのような状況になったら、問題は簡単ではないと推察して(「いじめ」の場合も有ります)解決を急がない事です。専門家の助けを借りて、真剣に対処する必要があります。
引きこもり 学童だけでは無く、一旦社会人に成ってから、引籠りになるケースも多い。いじめやちょっとした挫折からなる場合が多くきっかけははっきりしているが、その後の引籠り続ける原因は良く分っていない。豊かな社会だけに起こる現象で有る事は分っている。 10年以上を経過すると、解決が非常に難しくなる。粘り強く本人を勇気づける働きかけが有効だが、嫌がられる場合も多く、極めて解決が困難な場合が多い。突然、本人が外に出たがるように成って解決する事も案外多い。
社会不適応症候群 非常に範囲の広い言葉で、学校や職場で強いストレスを感じ、長く続く。或いはその事を想像すると「胃腸の不全感」や「不安感」が出る。等のケースを総称してこう呼ぶ。雅子様で有名になった「適応障害」もこの中に入る。 一人では解決が難しいので、専門家に相談するのが良い。ほっておくと「うつ」や「心身症」或いは「神経症」に迄発展する場合がある。
五月病 五月病(ごがつびょう)とは、新人社員や大学の新入生などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である。抑うつ、無気力、不安感、あせり等の症状を伴うので「適応障害」或いは「うつ病」と診断される場合も多い。 特別な治療が必要になる場合を除き、暫く、精神的な休みを取る事で十分回復する。この間、同級生や家族との交流が最も役に立つとも言われる。
 燃え尽き症候群 (Burnout Syndrome)大きな仕事や研究をやり終えた後に、虚脱感に襲われ、朝起きられない、会社または職場に行きたくない等の状況に陥る。「うつ」状態になる場合もある。1974年に米国で発見されたと言われる。 症状に応じた処方を行う。少し肉体的にも精神的にも休養を取る必要がある。新しい人生目標を立てる事が役に立つ。その間は薬物療法に頼るのが良い。

社会不適応症候群

心の病では無いと主張する医師も多い。自分に自信が無い。即ち「自立」していない青年に多い、と言われている。

但し、精神神経疾患としてマニュアル化されている症状もあり、医師の助けが必要な場合も多い。

親離れ子離れ不適応 一番の原因は親の子離れが出来ないケースが元々存在する事から始まる。親の子離れは育児の時代から子供を独立した人格と認識できなくて、過保護、過干渉、(マイナス言葉)で育てる親が原因。子供が自立したり結婚した時には一切手を引きべきだが、それが出来ない。このような親に育てられる子供が親離れできないケースを生む。更には上の社会不適応や出社拒否症等を生ずる「自立」していない人格を作る元に成っている。現在60代から下の年代の親がこのような原因を作っている可能性が高い。
空の巣症候群 空の巣症候群 (Empty-nest Syndrome)は、40代から50代の女性によく見られる抑うつ症状。子育てが終わり、子どもが家を巣立っていったあたりから出てくる事が多いので、こう呼ばれる。燃え尽き症候群、五月病などとも似通ったもの。子どもが自立し、夫は仕事で忙しく、構ってくれず、夫婦生活もないに等しくなり、涙もろくなり、夫の定年が近いというと、退職、即離婚といった方に展開していく事もある。育児時代から子供に入れ込む親ほど成り易い。
夫(妻)在宅症候群 精神的に追い詰められている学童が学校に行く時に突然腹痛や頭痛等の症状に見舞われる。国際的には「学校恐怖症」の病名で精神神経疾患としてマニュアル化されている。世界共通の現象のようである

心身症

様々なストレスを主とする心理的要因で起こると認められる、身体的症状のみに使われる病名である。一般的には心の病の範疇ではないとされるケースが多い。

 

循環器系症状 本能性高血圧 不整脈等 症状は実に様々で此処に記載したのはほんの一部です。 人と関わる場所で、或いはハードな仕事、受験勉強等で嫌な事が続きストレスが長引きこれら心理的要因で起きていると認められる時のみに使われる病名です。これらの病気だけでなく全ての病気は何らかのストレスが関与していると言われ心身症でない病気の方がむしろ稀だと考えられています。  心理社会的な側面が関与している為心と体の両面から治療します。心は安定剤等の薬物療法とカウンセリングや自律訓練法等、各症状に応じた治療法を選択します。
呼吸器系症状 気管支喘息
消化器系症状 しゃっくり 十二指腸潰瘍等 慢性胃炎等
皮膚科系症状 アトピー性皮膚炎 円形脱毛症
全身的症状 自律神経失調症 性的不能等